ドゥテルテ家と「関係改善したい」=マルコス比大統領が表明 2025年05月19日 20時49分
【マニラ時事】フィリピンのマルコス大統領は19日、対立が深まるドゥテルテ前大統領一家との関係を改善したいとの意向を表明した。
12日に行われた中間選挙では、上院の半数や下院、地方自治体の首長など計1万8000余りのポストを巡り、マルコス氏とドゥテルテ氏それぞれが支援する候補が争う構図となった。
マルコス氏は動画サイトで「残りの任期は3年。この国の平和と安定を維持するために友人は必要だが、敵は要らない」などと強調。ドゥテルテ氏の長女サラ副大統領にも一緒に仕事をしていこうと呼び掛けた。