〔ロンドン外為〕円下落、146円台前半(8日午前10時) 2025年07月08日 18時23分
【ロンドン時事】8日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引での米長期金利の上昇を眺めた円売り・ドル買いが優勢となり、1ドル=146円台前半に下落した。午前10時現在は146円14~24銭と、前日午後4時(145円75~85銭)比39銭の円安・ドル高。
トランプ米大統領が貿易相手国に新たな関税率を通知したことで、高関税が米国のインフレ再燃を招くとの見方が広がり、円が軟化した海外市場の流れを引き継いだ。その後は米金利上昇を意識する中、下値では持ち高調整の円買い・ドル売りも出て、レンジでの取引となっている。
対ユーロは1ユーロ=171円71~81銭(前日午後4時は171円10~20銭)と、61銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1744~1754ドル(同1.1734~1744ドル)。
ポンドは1ポンド=1.3608~3618ドル(同1.3631~3641ドル)。