〔NY外為〕円上伸、一時145円台=半年ぶり高値(3日午前9時) 2025年04月03日 22時16分

 【ニューヨーク時事】3日午前のニューヨーク外国為替市場では、トランプ米政権による相互関税導入を背景にリスク回避の円買い・ドル売りが進み、円相場は一時1ドル=145円76銭近辺まで上伸した。145円台を付けるのは2024年10月上旬以来、約半年ぶり。午前9時現在は146円00~10銭と、前日午後5時(149円30~40銭)比3円30銭の大幅な円高・ドル安。
 トランプ米大統領は2日、日本を含む貿易相手国に同水準の関税を課す相互関税を導入すると発表。日本には計24%を課す。中国、欧州連合(EU)が米相互関税への対抗措置を講じる姿勢を示したため、世界的な貿易戦争激化への警戒感が高まり、安全資産としての円を買ってドルを売る動きが活発化した。
 米商務省が朝方発表した2月の貿易統計(国際収支ベース、季節調整済み)によると、モノとサービスを合わせた貿易収支の赤字額は、前月比6.1%減の1227億ドル(約18兆円)。赤字額は市場予想(ロイター通信調べ)の1235億ドルを若干下回ったものの、市場は円買い・ドル売りで反応した。
 ドルは対ユーロでも下落。午前9時現在は1ユーロ=1.1080~1090ドル(前日午後5時は1.0843~0853ドル)。ユーロの対円相場は1ユーロ=161円70~80銭(同162円10~20銭)と、40銭の円高・ユーロ安。

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