イスラエル軍、ガザ北部で地上作戦開始=学校空爆で31人死亡 2025年04月04日 14時32分

【カイロ時事】イスラエル軍は4日、パレスチナ自治区ガザ北部のシュジャイヤ周辺で地上作戦を開始したと発表した。ガザ内に設けた対イスラエル境界との「緩衝地帯」を拡大するためといい、イスラム組織ハマスの戦闘員を多数殺害し、司令施設などを解体したと主張した。
イスラエル軍は3月18日にガザへの大規模攻勢を再開し、作戦地域を拡大している。軍報道官は4月3日、これまでに600カ所以上の標的を攻撃しハマス幹部12人を含む戦闘員250人以上を殺害したと述べ、ハマスとの戦闘が「新たな段階」に入ったと宣言していた。ガザ保健当局によれば、ガザでは攻撃再開以降、1200人以上が死亡した。
AFP通信によると、ガザ北部ガザ市では3日、避難民が身を寄せていた学校がイスラエル軍による空爆を受け、子供を含む少なくとも31人が死亡、100人以上が負傷した。イスラエル軍は声明で、学校を空爆したかどうかは確認できないとしつつ、「テロリストが使用していた」ハマスの司令施設を攻撃したと主張した。
軍はまた、ガザ最南部ラファでの軍事作戦にも注力。7人の子供を持つ男性はロイター通信に「ラファは(イスラエルの攻撃で)消し去られている」と訴えた。