佐渡金山追悼式、13日開催を打診=韓国側参加は未定―地元報道 2025年09月01日 17時57分

2024年11月に新潟県佐渡市で行われた「佐渡島(さど)の金山」労働者の追悼式。韓国側関係者は出席を見送った
2024年11月に新潟県佐渡市で行われた「佐渡島(さど)の金山」労働者の追悼式。韓国側関係者は出席を見送った

 【ソウル時事】韓国メディアは1日、世界文化遺産に登録された「佐渡島(さど)の金山」(新潟県佐渡市)を巡り、日本側が朝鮮半島出身者を含む労働者の追悼式を13日に開く意向を韓国側に伝えたと報じた。追悼の辞や式典の名称などについて、日韓両国の立場の違いが依然として大きく、韓国側は昨年に続き今年も参加を見送る可能性があるという。
 佐渡島の金山は2024年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。韓国は「強制労働の現場だ」と主張し、日本は毎年、労働者の追悼式を開催することを約束して韓国が登録に同意した経緯がある。ただ、24年の追悼式では、韓国側が式典の内容などに反発して参加せず、独自の追悼式を開催していた。 

海外経済ニュース