ブラジル、対抗措置検討に着手=50%の米関税巡り 2025年08月30日 06時06分
【サンパウロ時事】ブラジル政府は、米国が発動した50%の関税に対抗措置を講じるかどうか検討に入った。ブラジル外務省担当者が29日、明らかにした。
トランプ米大統領は、盟友のボルソナロ・ブラジル前大統領がクーデターを企てた罪などに問われている裁判について「魔女狩り」と批判し、即時停止を要求。6日にはコーヒーなどブラジルからの輸入品の一部に50%の関税を課した。
担当者によると、外務省が28日、政府機関の貿易審議会に検討を指示。30日以内に作成される報告書で対抗措置が適切と判断されれば、作業部会で具体的な中身が決まるという。ルラ大統領は29日のインタビューで、対抗措置を「急がない」と指摘し、交渉を優先する方針を改めて示した。