ホンダの140万台調査=エンジン不具合で―米当局 2025年08月26日 06時43分

【ニューヨーク時事】米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は25日までに、ホンダが米国で販売する5車種約140万台の予備的な調査を始めた。エンジンの不具合に関する報告がNHTSAと同社に合計で約3000件寄せられており、故障して完全停止する恐れがあるという。
調査対象は2018~20年型の「オデッセイ」、16~20年型の「パイロット」、17~19年型の「リッジライン」のほか、高級車ブランド「アキュラ」の2車種。
ホンダは23年11月、エンジンの不具合を理由に約24万9000台のリコール(回収・無償修理)を発表。NHTSAはリコールで対処されなかった別の問題が残っている可能性があるとみて、24年11月から今回と同じ約140万台を対象に調査していた。調査は終了したものの、不具合の報告が相次いでいるため、改めて詳細に調べる。