ガザ市制圧方針に非難相次ぐ=米イスラエルは反発―安保理 2025年08月11日 06時01分

10日、米ニューヨークの国連本部で開かれた安全保障理事会の緊急会合で発言する英国のカリウキ国連次席大使(AFP時事)
10日、米ニューヨークの国連本部で開かれた安全保障理事会の緊急会合で発言する英国のカリウキ国連次席大使(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は10日、イスラエルが決定したパレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市の制圧方針を巡り、緊急会合を開いた。人道状況の悪化を危惧し、イスラエルへの非難が相次いだが、イスラエルと後ろ盾の米国は反発した。
 会合は英国など5カ国が要請。米国以外の理事国も開催を支持した。英国のカリウキ国連次席大使はイスラエルの決定を「解決ではなく、さらなる流血への道」と述べ、「再考を」と訴えた。
 他の理事国からも「既に地球上の地獄であるガザでの一層の事態悪化を招く」(ソマリア)、「人道に対する敵に制裁を科す時だ」(アルジェリア)と強い非難の言葉が続いた。パレスチナのマンスール国連大使は、各国にイスラエルへの武器提供停止などの具体的な措置を呼び掛けた。 

海外経済ニュース