青木監督「ChaO」に審査員賞=瀬戸監督作品は特別賞―仏アヌシー映画祭 2025年06月15日 07時16分

アヌシー国際アニメーション映画祭の長編部門で審査員賞を受賞した「ChaO」(〔C〕2025「ChaO」製作委員会)
アヌシー国際アニメーション映画祭の長編部門で審査員賞を受賞した「ChaO」(〔C〕2025「ChaO」製作委員会)

 【パリ時事】フランス南東部アヌシーで14日、アヌシー国際アニメーション映画祭の授賞式が行われた。長編部門では、青木康浩監督の「ChaO」(チャオ)が最高賞に次ぐ審査員賞に輝いた。
 受賞作は、人間と人魚が共存する未来社会を舞台に、普通のサラリーマンと人魚姫のチャオが織り成す恋愛物語。サラリーマン役の声を俳優の鈴鹿央士さん、チャオ役の声を俳優の山田杏奈さんが担当した。日本では8月に全国公開される。
 また、東京都出身でフランスを中心に活動する瀬戸桃子監督の「ダンデライオンズ・オデッセイ」(仏、ベルギー製作)は、特別賞のポール・グリモー賞を受賞した。
 一方、短編部門では、折笠良監督の「落書」が実験的な作品などに贈られるオフリミッツ賞に選ばれた。 

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