英国王「公式誕生日」でパレード=印旅客機事故受け喪章 2025年06月14日 21時36分

14日、ロンドンで自身の「公式誕生日」を祝うパレードに臨むチャールズ英国王(右)(ロイター時事)
14日、ロンドンで自身の「公式誕生日」を祝うパレードに臨むチャールズ英国王(右)(ロイター時事)

 【ロンドン時事】チャールズ英国王の「公式誕生日」を祝うパレードが14日、ロンドンで行われた。チャールズ国王の本来の誕生日は11月14日だが、英国では気候の良い6月に、君主の誕生日の祝賀行事が催されている。
 制服に身を包んだ兵士や馬、音楽隊が隊列を組んで行進。馬車に乗った国王夫妻やウィリアム皇太子の妻キャサリン妃らは、沿道に集まった大勢の人々に手を振って応えた。多くの英国人も犠牲になったエア・インディア機墜落事故を受け、国王らは腕に喪章を巻いて臨んだ。
 最後に空軍機が祝賀飛行し、国王夫妻ら王族がバッキンガム宮殿のバルコニーから見守った。国王とキャサリン妃はともに昨年、がんと診断されたが、公務に登場する機会が徐々に増えている。 

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14日、ロンドンのバッキンガム宮殿で、チャールズ英国王の「公式誕生日」を祝うパレードを見守る国王夫妻ら王族(ロイター時事)
14日、ロンドンのバッキンガム宮殿で、チャールズ英国王の「公式誕生日」を祝うパレードを見守る国王夫妻ら王族(ロイター時事)

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