「世界は決して忘れず」=天安門事件36年で声明―米国務長官 2025年06月04日 14時18分

【ワシントン時事】ルビオ米国務長官は3日、中国で民主化運動を軍が武力弾圧した天安門事件から4日で36年を迎えるのに合わせて声明を出し、「中国共産党は事実を盛んに検閲しようとするが、世界は決して忘れないだろう」と述べ、犠牲者の行動を称賛した。
ルビオ氏は事件について、民主主義や人権、腐敗根絶を主張し、表現の自由を行使する一般市民に対し、共産党が「残忍な弾圧」で応じたと批判。天安門広場に集まった人々の民主化を願う思いを「消し去ろうとした」と糾弾した。