モンゴル首相が退陣=親族ぜいたくに批判集中 2025年06月03日 16時25分

【北京時事】モンゴル国民大会議(国会に相当、定数126)は3日、オユーンエルデネ首相の信任決議を否決した。同氏は退陣し、憲法規定により30日以内に後任が選出される。同氏を巡っては、息子のぜいたくな暮らしぶりが明るみに出て批判が殺到。生活費高騰への不満も相まって、ウランバートルでは連日反政府デモが繰り広げられていた。
地元メディアによると、信任案への賛成は44票、反対は38票で、可決に必要な過半数に達しなかった。信任案の採決は、5月下旬に首相自ら求めていた。