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　【イスタンブール時事】ロイター通信は２日、イラン核開発を巡る米国とイランの協議で、新たな合意に向けた米国の提案をイランが拒否する意向だと報じた。米側はイランが難色を示すウラン濃縮活動の完全停止を求めているが、イラン外交筋は「提案では米側の立場に変化がなく、制裁解除でも明確な説明がない」と批判した。今後の交渉は難航必至だ。
　米ニュースサイト「アクシオス」は提案について、米国や国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の監視下で、イラン向けに民生用のウラン濃縮を国外で行う共同事業体の設置などが盛り込まれていると伝えた。