対外援助、8割打ち切りへ=「自国第一」政策沿わず―米 2025年03月11日 14時08分

【ワシントン時事】ルビオ米国務長官は10日、国際開発局(USAID)の対外援助プログラムのうち、83%を正式に打ち切ると発表した。トランプ政権発足後、国務省はトランプ大統領が掲げる「米国第一」の外交政策に合致するかどうかを基準に対外援助の見直しを進めていた。
ルビオ氏はX(旧ツイッター)で、見直しの結果、「米国の中核となる国益に資することなく、数百億ドル(数兆円)が費やされていた」として、5200件の契約を打ち切ると説明。残りのプログラムは国務省が担当し、議会と協議して進めていく方針を示した。