ローマ教皇、再び人工呼吸器=肺炎で入院中 2025年03月04日 06時00分

 【パリ時事】ローマ教皇庁(バチカン)は3日、肺炎などで入院中のフランシスコ教皇(88)が急性の呼吸不全となり、体への負担が少ない「非侵襲性」の人工呼吸器の使用を再開したと発表した。教皇は2月28日に呼吸器を装着したが、容体が安定して不要となり、今月2日に外していた。
 バチカンによると、教皇は3日に気管支のけいれんが起き、呼吸が苦しくなった。医師団が内視鏡検査を行い、気管支内にたまった分泌物を除去。しかし、同じ症状を繰り返したことから、呼吸器の再開を決めた。 

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