「プーチン氏の心配し過ぎるな」=トランプ氏、移民問題を優先 2025年03月03日 14時12分

【ワシントン時事】トランプ米大統領は2日、SNSに「プーチン(ロシア大統領)について心配する時間を減らし、移民のレイプ集団や麻薬王の心配にもっと費やすべきだ」と投稿し、不法移民対策に優先して取り組む考えを示した。ロシアの侵攻を受けるウクライナの安全を保証する「有志連合」結成で合意した欧州諸国と、距離を置く姿勢をにじませた。
また、激しい口論に発展したウクライナのゼレンスキー大統領との会談に関するインターネット上の論評をSNSに転載。論評は「これでゼレンスキーは、譲歩するほかなくなった」などと、トランプ氏の対応を称賛する内容だった。
この日、南部フロリダ州でゴルフに興じたトランプ氏。ゴルフ場周辺には支持者のほか、「プーチンの操り人形」のプラカードを掲げ抗議する人々が集まった。1日にスキーリゾートで休暇を過ごしたバンス副大統領も、ウクライナ支持者の抗議デモに遭った。