ハックマンさん、死後9日か=ペースメーカーに記録 2025年03月01日 16時36分

米俳優ジーン・ハックマンさん=2003年1月、西部カリフォルニア州ビバリーヒルズ(ロイター時事)
米俳優ジーン・ハックマンさん=2003年1月、西部カリフォルニア州ビバリーヒルズ(ロイター時事)

 【ロサンゼルス時事】米西部ニューメキシコ州サンタフェの地元警察当局は28日に記者会見を開き、死亡した米俳優ジーン・ハックマンさん(95)がつけていた心臓ペースメーカーが何らかの「事象」を最後に記録したのが17日だったと明らかにした。遺体が発見された26日時点で、死後少なくとも9日が経過していた可能性がある。
 当局者は「17日が彼の人生最後の日だったというのは、非常に適切な推測だ」と述べた。妻ベッツィ・アラカワさん(65)も含め、2人の一酸化炭素中毒の検査結果は陰性。転倒なども含め外傷もなく、死因は依然不明のままだ。
 検視結果はまだ出ていない。当局者は、毒物検査の結果は、数カ月かかる場合があると説明した。2人の携帯電話にアクセスし、死に至るまでの経過をたどる。アラカワさんが倒れていた浴室に散乱していた処方薬の錠剤の詳細については明らかにしなかった。 

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