米政権幹部、トランプ大統領の対応を一斉礼賛=民主党「二流のマフィア」と非難 2025年03月01日 07時33分
【ワシントン時事】トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が物別れに終わったことについて、閣僚ら米政権幹部は28日、トランプ氏の取った厳しい態度を一斉に礼賛した。一方、野党民主党からは「二流マフィアのボスのようだった」(下院議員)と批判する声が上がった。
ホワイトハウスの報道担当官は、トランプ氏とバンス副大統領、ゼレンスキー氏の応酬を即座にビデオクリップでX(旧ツイッター)に投稿。「大統領と副大統領は米国民のために立ち上がっている」(レビット大統領報道官)とたたえた。
ルビオ国務長官もXで「大統領、米国のために勇気を持って立ち上がってくれてありがとう。米国はあなたと共にある」と褒めちぎった。
一方、下院外交委員会のミークス委員(民主)は声明で、「かんしゃくを起こし、国益増進に何の役にも立たなかった」とトランプ氏を非難。民主党上院トップのシューマー院内総務はXに「トランプとバンスはプーチン(ロシア大統領)のために汚れ仕事をしている」と皮肉を込めてつづった。