ローマ教皇が人工呼吸器=「意識はしっかり」―バチカン 2025年03月01日 07時26分

 【パリ時事】ローマ教皇庁(バチカン)は28日、肺炎などで入院しているフランシスコ教皇(88)が一時的に呼吸困難となり、体への負担が少ない「非侵襲性」の人工呼吸器を装着したと発表した。「意識は常にしっかりしている」という。
 バチカンによると、教皇はこの日午後に気管支のけいれんを起こし、嘔吐(おうと)。吐しゃ物を誤って吸い込み、呼吸が苦しくなった。医療チームは速やかに吐しゃ物を吸引除去し、気道を確保。呼吸器の使用で酸素レベルが改善した。 

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