イスラエル、エジプトへ交渉団派遣=ガザ停戦維持へ協議 2025年02月28日 05時37分

 【イスタンブール時事】イスラエル首相府によると、ネタニヤフ首相は27日、イスラム組織ハマスとの停戦に関してエジプトに交渉団を派遣するよう指示した。停戦合意の第1段階は今週末に期限を迎える。エジプト政府は、停戦を仲介するカタールや米国の代表団も交えて「当事者間で次の段階に向けた集中協議が始まった」と明らかにした。
 ハマスは27日、イスラエル人の人質4人の遺体を返還。1月に発効した停戦合意の第1段階で定められた人質33人の引き渡しが完了した。AFP通信によると、イスラエル側も収監していたパレスチナ人約1700人を釈放した。
 停戦の第2段階移行への協議は、当初2月上旬に始まる予定だった。恒久停戦を目指す第2段階ではパレスチナ自治区ガザの非武装化やイスラエル軍のガザ完全撤退などが求められるため、交渉は難航が予想されている。 

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