〔NY金〕3日続伸、3474.30ドル(28日) 2025年08月29日 03時37分

 【ニューヨーク時事】28日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、対ユーロでのドル安などを背景に買われ、3営業日続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前日比25.70ドル(0.75%)高の1オンス=3474.30ドル。
 米メディアによると、連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事は28日、トランプ大統領による住宅ローン不正疑惑を理由とした解任通告が違法だとして、職務継続の確認を求める訴訟を起こした。レビット米大統領報道官は28日の記者会見で、クック理事がトランプ大統領の解任通告について違法だとして提訴したことについて、「トランプ氏には解任しなければならない理由がある」と強調した。クック理事の解任により、FRBの独立性が脅かされれば、ドルの信認低下につながるとの警戒感から対ユーロではドル売りが優勢。ドル建てで取引される金に割安感が生じ、金が買われた。FRBが9月にも利下げに動くとの期待も引き続き金の支援材料。
 週内の上昇基調を背景に短期筋のテクニカルな買いが入ったとの見方もあった。
 米商務省が28日の朝方発表した4~6月期の実質GDP(国内総生産)改定値は前期比3.3%増と、速報値(3.0%増)から上方修正され、予想(3.1%増=ロイター通信調べ)を上回ったが、金相場の反応は限られた。

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