イランにとって「自殺行為」=ホルムズ封鎖なら―米副大統領 2025年06月23日 07時23分

2019年4月30日、ホルムズ海峡を航行するイラン軍(AFP時事)
2019年4月30日、ホルムズ海峡を航行するイラン軍(AFP時事)

 【ワシントン時事】バンス米副大統領は22日、NBCテレビのインタビューで、米国の攻撃を受けたイランが報復措置として、ホルムズ海峡の封鎖に乗り出す可能性について、「イランにとって自殺行為だ」と述べ、否定的な見解を示した。
 ホルムズ海峡は原油輸送の世界的な要衝で、封鎖されれば原油相場の急騰が懸念されている。
 バンス氏は産油国イランの経済全体がホルムズ海峡に依存していると指摘。「彼らが自国経済を破壊し、世界経済の混乱を招きたいなら、それは彼らの決断だ」と突き放した。
 その上で、ホルムズ海峡封鎖が「イランにとっても、誰にとっても理にかなっていない」と話した。 

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