豪政権、米と関税協議へ=単独過半数の勝利受け 2025年05月04日 08時36分
【シドニー時事】オーストラリアのアルバニージー労働党政権は、3日の下院総選挙(定数150、任期3年)で同党が単独過半数を獲得して勝利したことを受け、トランプ米政権と関税を巡る協議を本格化させる。米国が長年、対豪貿易黒字を計上してきたことから、豪側は相互関税の適用除外を求める。
総選挙から一夜明けた4日も、約20選挙区で開票作業が続いた。豪メディアによると、労働党は改選前の77議席を上回る84~88議席を獲得する見込み。アルバニージー首相は3日夜の演説で「われわれは新たな自信と決意を持って仕事に取り組む」と強調した。