アップルの1~3月期、増収増益=米国向けスマホ、インド製に 2025年05月02日 08時37分

インドのニューデリーにできた店舗で、来店客と写真を撮る米アップルのクック最高経営責任者(CEO)(右)=2023年4月(AFP時事)
インドのニューデリーにできた店舗で、来店客と写真を撮る米アップルのクック最高経営責任者(CEO)(右)=2023年4月(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米アップルが1日発表した2025年1~3月期決算は、売上高が954億ドル(約13兆9000億円)、純利益が247億8000万ドルで、いずれも前年同期比5%増となった。スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」が2%、成長の続くサービス部門が12%、それぞれ増収だった。
 アップルは供給網の中国依存度が高く、トランプ米政権による高関税政策が懸念材料となっている。クック最高経営責任者(CEO)は決算電話会見で「米国で売るアイフォーンの大半は、インド製になる」と説明。タブレット型端末などはベトナムから米国に供給する。それでも4~6月期は関税の影響で約9億ドルのコスト増になる見通しだ。 

前日からの主な出来事