カナダ中銀、0.25%利下げ=貿易摩擦の激化警戒 2025年03月12日 23時39分

 【ニューヨーク時事】カナダ銀行(中央銀行)は12日、主要政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.25%引き下げ、2.75%にすることを決めた。利下げは7会合連続。カナダと米国の貿易摩擦が激化する中、景気を下支える狙い。
 中銀は声明で、米国の高関税政策などにより「カナダ経済が減速し、インフレ圧力が強まる可能性が高い」と分析。雇用が悪化する恐れにも言及した。 

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