「相手への敬意」トランプ時代こそ=米首都で表千家家元が茶会 2025年03月13日 07時35分

12日、米首都ワシントンで記者会見する表千家15代家元の猶有斎千宗左さん
12日、米首都ワシントンで記者会見する表千家15代家元の猶有斎千宗左さん

 【ワシントン時事】米首都ワシントンで12日、茶道三千家の一つ、表千家(京都市)の米東部支部発足15周年を記念して市民茶会が開かれた。15代家元の猶有斎千宗左さんは記者会見で、「相手に敬意を持って接するお茶の態度は、分断や対立と言われる現代社会で最も必要とされていると思う」と語った。
 表千家の東部支部は2010年6月、ハワイや西海岸に続く米国4番目の支部として発足。ニューヨークやワシントンなどに約150人の会員を持ち、地元の高校や大学などでも茶道を紹介しているという。 

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12日、米首都ワシントンで、表千家15代家元の猶有斎千宗左さん(右端)が参加して開かれた市民茶会
12日、米首都ワシントンで、表千家15代家元の猶有斎千宗左さん(右端)が参加して開かれた市民茶会

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