〔東京株式〕高値もみ合い=先物、値がさに買い(16日後場寄り付き) 2025年06月16日 12時37分
(後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比395円58銭高の3万8229円83銭で始まった。為替の円安を背景に先物や値がさ株に買いが続いており、日経平均はこの日の高値圏でのもみ合い状態になっている。
(前引け)【プライム】前場の日経平均株価の終値は前営業日比359円14銭高の3万8193円39銭、東証株価指数(TOPIX)は15.34ポイント高の2771.81と、ともに反発。為替がドル高・円安に振れ、自動車など輸出型の業種を中心に株価の追い風になった。先物や値がさ株中心に買い戻しが入って、日経平均を押し上げた。
65%の銘柄が値上がりし、30%が値下がりした。出来高は7億4354万株、売買代金は1兆9904億円。
業種別株価指数(33業種)は鉄鋼、海運業、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが上昇。石油・石炭製品、精密機器などが下落。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高3億3006万株。
【グロース】グロース250は反発。グロースCoreは小幅高。
(10時15分)日経平均株価は上げ幅が300円を超えるなど、堅調に推移している。「為替が円安に振れ、東京時間に入って原油高にも一服感が出ていることで、先物や値がさ株が買われている」(国内証券)という。イランによる海上封鎖でコンテナ運賃が上昇する、といった連想から郵船〈9101〉など大手海運株がそろって上昇。円相場が軟化する中、トヨタ〈7203〉をはじめ完成車メーカーも総じてしっかりした値動きになっている。
(寄り付き)前場の日経平均株価は前営業日比222円61銭高の3万8056円86銭と上昇して始まった。為替のドル高・円安などを背景に幅広い業種で買いが先行している。