〔東京株式〕上値重い=米休場で薄商い(26日後場寄り付き) 2025年05月26日 12時41分

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比182円42銭高の3万7342円89銭で始まった。米国市場が休場で外国人投資家の取引が少なく上値は重い。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比168円75銭高の3万7329円22銭、東証株価指数(TOPIX)は6.85ポイント高の2742.37と、ともに続伸した。トランプ米大統領が欧州連合(EU)に対する50%の関税措置を延期することで合意したとの報道が好感された。ただ、関税を巡る不透明感は依然として残っており、積極的な買いは入りづらく、上値は限られた。
 63%の銘柄が値上がりし、33%が値下がりした。出来高は6億7222万株、売買代金は1兆6540億円。
 業種別株価指数(33業種)は、空運業、鉄鋼、サービス業、陸運業などが上昇。金属製品、石油石炭製品などが下落。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高は2億5189万株。
 【グロース】グロース250は反発、グロースCoreは続伸。

 (10時00分)日経平均株価は上げ幅を拡大している。米国と欧州連合(EU)による貿易摩擦激化への懸念が和らぎ、米株先物が時間外取引で上昇している。これが好感され、日経平均も値がさの半導体株などに買いが入っている。市場関係者は「関税を巡る不透明感の後退ムードが続くなら、きょうはこの値幅を維持して堅調に推移するだろう」(大手証券)との見方を示している。

 (寄り付き)日経平均株価は前週末比48円79銭高の3万7209円26銭と小幅高で始まった。トランプ米大統領が欧州連合(EU)に対する50%の関税措置の延期で合意したと報じられたことが支えとなっている。

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