〔東京株式〕上昇=半導体、防衛関連がけん引(17日前場) 2025年03月17日 11時44分

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比422円14銭高の3万7475円24銭と上昇。幅広い銘柄が買われ、一時500円超高まで値上がりする場面もあった。米ハイテク株高を受けて値がさの半導体関連株の一角に買いが入り、指数を押し上げた。防衛関連株の上昇も目立った。東証株価指数(TOPIX)は31.77ポイント高の2747.62と堅調だった。
 71%の銘柄が値上がりし、値下がりは25%。出来高は9億2344万株。売買代金は2兆2305億円。
 業種別株価指数(33業種)は機械、不動産業、輸送用機器などが上昇。下落はサービス業、小売業、非鉄金属など。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高は2億4323万株。
 【グロース】グロースCore、グロース250は堅調。

 (10時25分)日経平均株価は一時前週末比508円11銭高の3万7561円21銭まで上昇するなど上げ幅を拡大している。前週末の米国市場でハイテク株中心のナスダック総合指数が上昇したのを受けて、東エレクといった値がさの半導体関連の一角に買いが入り指数を押し上げている。ただ、市場関係者は「半導体関連に利益確定売りが出やすくなっており、午後にかけて指数が若干下落する展開も想定される」(大手証券)と冷静にみていた。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比400円73銭高の3万7453円83銭と上昇して始まった。前週末の米国市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が買われている。

注目ニュース