中国海軍の戦闘機墜落=海南島に、空母搭載の「殲15」か 2025年03月17日 14時14分

沖縄県沖の太平洋上で中国海軍の空母「遼寧」から発艦する艦載戦闘機「殲15」=2021年12月19日撮影(防衛省統合幕僚監部提供)
沖縄県沖の太平洋上で中国海軍の空母「遼寧」から発艦する艦載戦闘機「殲15」=2021年12月19日撮影(防衛省統合幕僚監部提供)

 【香港時事】中国南部・海南島で中国海軍の戦闘機1機が墜落したことが17日までに明らかになった。パイロットはパラシュートを使って脱出したという。香港紙・星島日報(電子版)はインターネット上の情報として、墜落したのは空母艦載機「殲15」ではないかとの見方を伝えた。
 中国海軍の公式SNSによると、南部戦区所属の海軍の戦闘機1機が15日午後、訓練中に海南島北部の臨高県の空き地に墜落。地上での被害はなかった。同戦区海軍は「事故処理を進め、原因についてさらに調査する」と説明した。
 星島日報が報じた動画によれば、戦闘機はほぼ垂直に墜落。地上では炎と黒煙が立ち上った。 

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