〔東京株式〕もみ合い=材料なく、短期中心の相場(25日後場中盤) 2025年06月25日 13時40分

 (13時30分)日経平均株価は引き続き前日終値付近でもみ合っている。市場関係者は「中東情勢が材料視されにくくなり、米株先物も時間外取引で小動き。積極的に売り買いできるほどの材料がない」(銀行系証券)と話す。売買代金は午後1時30分時点で2兆7262億円程度で「多くも少なくもなく、個人や短期のヘッジファンド中心の相場」(同)とみられる。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比11円34銭安の3万8779円22銭で始まった。材料に乏しく前場に引き続き横ばい圏でもみ合っている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比40円09銭安の3万8750円47銭と小幅安。米ハイテク株高を受けて半導体関連株に買いが入ったが、円高を嫌気し輸出関連銘柄が売られた。指数は終始、前日終値付近で方向感なく推移した。東証株価指数(TOPIX)は、9.42ポイント安の2771.93。
 68%の銘柄が値下がりし、27%が値上がりした。出来高は7億7919万株、売買代金は2兆1601億円。
 業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、精密機器、石油・石炭製品などが下落。上昇はその他製品、電気機器、鉱業など。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は弱含み。出来高3億2252万株。
 【グロース】グロース250、グロースCoreは軟調。

 (10時10分)朝方上昇して始まった日経平均株価は、前日終値付近で小動き。プライム市場では6割を超える銘柄が値下がりし、指数はマイナス圏で推移する時間が多い。前日に比べて為替が円高に振れているのを嫌気し、輸出関連株の一角が売られている。一方、半導体関連株は引き続き買われ、全体としては売り買い交錯状態だ。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比113円62銭高の3万8904円18銭と小幅に上昇して始まった。値がさの半導体関連株が値上がりし指数をけん引している。

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