〔ロンドン外為〕円横ばい、144円台後半(10日午前10時) 2025年06月10日 18時53分

 【ロンドン時事】10日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米中貿易協議に注目が集まる中、1ドル=144円台後半でほぼ横ばいだった。午前10時現在は144円60~70銭と、前日午後4時(144円57~67銭)比03銭の小幅円安・ドル高。
 円は序盤、時間外取引での米長期金利低下を眺めた円買い・ドル売りを背景にじり高に推移。ただ、軟調な英雇用統計を受けたポンド安・ドル高の流れが円相場にも波及し、円売り・ドル買いが進んだ。一巡後は持ち高調整などの動きが見られ、小幅な値動きが続いている。
 対ユーロは1ユーロ=164円97銭~165円07銭(前日午後4時は164円94銭~165円04銭)と、03銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1403~1413ドル(同1.1406~1416ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.3483~3493ドル(同1.3540~3550ドル)。

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