〔ロンドン外為〕円下落、143円台後半(27日午前10時) 2025年05月27日 18時08分
【ロンドン時事】連休明け27日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日本の長期金利低下を背景に円売り・ドル買いが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=143円台後半に下落した。午前10時現在は143円82~92銭と、前週末午後4時(142円61~71銭)比1円21銭の円安・ドル高。
東京市場では、日本政府が国債発行計画を見直すとの報道を受けて日本の長期金利が低下し、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが進行。ロンドン市場に入っても、円が軟化する流れは続いた。市場ではトランプ米政権による大規模減税を盛り込んだ法案に関する米上院での審議が注目されている。
対ユーロは1ユーロ=163円22~32銭(前週末午後4時は161円80~90銭)と、1円42銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1344~1354ドル(同1.1340~1350ドル)。
ポンドは1ポンド=1.3532~3542ドル(同1.3491~3501ドル)。