留学生比率「15%以下に」=大学入学は米国人優先―トランプ氏 2025年05月29日 05時26分

【ワシントン時事】トランプ米大統領は28日、教育方針を巡り対立が深まるハーバード大など各校に対し、外国人留学生の受け入れ枠を最大でも約15%に抑えることが望ましいとの考えを示した。「ハーバードなどの大学に行きたい(米国人の)学生がいるのに、留学生がいるために入学できない」と説明した。ホワイトハウスで記者団に語った。
2024年度のハーバード大の留学生比率は約27%。トランプ氏は「留学生の多くはトラブルメーカーだ」と根拠を示さず主張し、「米国を愛せる人材であることを確認したい」と訴えた。また、同大への政府補助金を「職業訓練学校に配分したい」とも語った。
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