邦人20人以上拘束か=特殊詐欺関与の情報―カンボジア 2025年05月28日 22時37分

 【バンコク時事】カンボジア北西部ポイペトで現地当局が外国人約50人を拘束し、うち20人以上が日本人である可能性があることが28日、関係者への取材で分かった。摘発された拠点はオンライン賭博や特殊詐欺などの犯罪が行われていた疑いがある。
 関係者によると、現地の捜査当局が27日、「詐欺をしている日本人がいる」という情報を基にポイペトの建物を捜索した。在カンボジア日本大使館は「事実関係を確認中」としている。日本の警察当局は現地当局と連携して詳しく調べる。
 ポイペトはタイと国境を接し、カジノに加えて犯罪組織の拠点もあるとされる。複数の日本人が見つかったミャンマー東部ミャワディの特殊詐欺拠点から、犯罪組織がポイペトに移転しているという情報もある。 

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