〔ロンドン外為〕円下落、143円台前半(25日午前10時) 2025年04月25日 18時24分
【ロンドン時事】週末25日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米中貿易摩擦を巡る懸念の後退でリスクを取る動きが強まり、円売り・ドル買いが優勢となった海外市場の流れから、1ドル=143円台前半に下落した。午前10時現在は143円37~47銭と、前日午後4時(142円42~52銭)比95銭の円安・ドル高。
中国が米製品に対する報復関税の一部適用免除を検討しているとの報道を受け、円相場が下落した海外市場の流れを引き継いだ。ただ、中国政府がこの報道を否定したと伝わると、円買い・ドル売りで反応。円は下げ幅を縮小した。
対ユーロは1ユーロ=162円75~85銭(前日午後4時は161円98銭~162円08銭)と、77銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1325~1335ドル(同1.1367~1377ドル)。
ポンドは1ポンド=1.3298~3308ドル(同1.3309~3319ドル)。