〔NY外為〕円、一時145円台前半=半年ぶり高水準(3日) 2025年04月04日 06時39分

 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク外国為替市場では、トランプ米大統領が発表した相互関税に衝撃が広がる中、安全資産とされる円を買い・ドルを売る流れが加速し、円相場は一時1ドル=145円台前半に急上昇した。2024年10月上旬以来、約半年ぶりの高水準に達した。
 午後5時現在は146円05~15銭と、前日同時刻(149円30~40銭)比3円25銭の大幅な円高・ドル安。
 トランプ氏の新たな関税措置を受け、東京や欧州、ニューヨークで世界同時株安となった。市場で資金の逃避先として円が買われ、一時145円19銭近辺まで円高が進んだ。午後にはドルを買い戻す流れも出て、145円台後半~146円台半ばのレンジで推移した。
 関税の影響で米景気が減速するとの見方が台頭し、円だけでなく他の主要通貨に対してもドル売りが進んだ。市場では「米国で減税や規制緩和に関する良いサプライズが起きるまでは、ドル安地合が続く」(欧州為替ストラテジスト)との声が出ている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1045~1055ドル(前日午後5時は1.0843~0853ドル)、対円では同161円18~28銭(同162円10~20銭)と、92銭の円高・ユーロ安。

市況・概況