〔東京株式〕下げ幅縮小=円高一服(7日前場中盤) 2025年02月07日 10時24分

 (10時16分)日経平均株価は朝方に比べて若干下げ幅を縮めている。寄り後、外国為替市場でドルの対円相場が1ドル=150円台に突っ込む場面があり、日経平均も一時下げ幅が300円を超えたが、ドル安・円高の流れが一服すると日経平均も下げ渋った。為替は対ユーロでも前日に比べて円高になっており、自動車株が総じて安いほか、精密機器も下落率が大きめだ。米雇用統計の発表や日米首脳会談を前に動きにくい局面だが、「決算を材料に大きく上昇している銘柄も見られる」(大手証券)という。上期の実績が市場コンセンサスを上回ったメルカリ〈4385〉がストップ高になるなど、個別物色は活発だ。
 (寄り付き)前場の日経平均株価は前日比158円77銭安の3万8907円76銭と、反落して始まった。為替のドル安・円高が重しとなり、売りが先行している。

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