〔ロンドン外為〕円、152円台半ば(6日正午) 2025年02月06日 21時45分
【ロンドン時事】6日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の早期追加利上げ観測を受けた円買い・ドル売りの巻き戻しが優勢となる中、1ドル=152円台半ばに軟化した。正午現在は152円39~49銭と、前日午後4時(152円08~18銭)比31銭の円安・ドル高。
この日の東京市場では、田村直樹日銀審議委員の追加利上げに前向きな発言を受けて円買い・ドル売りが進み、円は一時151円80銭前後と、昨年12月中旬以来の高値を付けた。その後は巻き戻しの動きが強まり、円はロンドン市場での取引序盤に一時152円90銭近辺まで下落。しかし、米長期金利が低下すると、正午にかけて下げ幅を縮める展開となった。
対ユーロは1ユーロ=157円91銭~158円01銭(前日午後4時は158円50~60銭)と、59銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0357~0367ドル(同1.0417~0427ドル)。
ポンドは1ポンド=1.2418~2428ドル(同1.2513~2523ドル)。