〔東京株式〕横ばい=半導体に買い(22日後場寄り付き) 2025年01月22日 12時37分

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比576円30銭高の3万9604円28銭で始まるなど横ばい。前場に引き続き米国で人工知能(AI)事業への投資が活発になるとの観測から半導体関連株が買われている。

 (前引け)【プライム】ソフトバンクG〈9984〉などが米国で人工知能(AI)関連のインフラ構築に投資するとトランプ米大統領が発表したのを好感し、同社株が急騰。値がさの半導体関連株も軒並み値上がりし、日経平均株価は堅調に推移した。午前の終値は前日比576円73銭高の3万9604円71銭。東証株価指数(TOPIX)は、25.41ポイント高の2738.91だった。
 66%の銘柄が値上がりし、値下がりは30%。出来高は9億0587万株。売買代金は2兆3913億円。
 業種別株価指数(33業種)は情報・通信業、非鉄金属、機械などが上昇。下落は石油・石炭製品、鉱業、海運業など。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高は2億0957万株。
 【グロース】グロースCore、グロース250はともに下落。

 (10時10分)日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日比500円超高まで買い進まれるなど堅調に推移している。ソフトバンクG〈9984〉が急騰し、指数をけん引している。同社などが人工知能(AI)のインフラ構築に最大5000億ドル(約78兆円)を米国で投資するとトランプ米大統領が発表したことが好感され買いが入っている。市場では「指数の上昇をキープできるかどうかはソフトバンクGの値動き次第だ」(大手証券)との声も聞かれた。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比327円24銭高の3万9355円22銭で始まった。前日の米国市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行している。

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