〔ロンドン外為〕円、160円台半ば(28日正午) 2024年06月28日 20時18分

 【ロンドン時事】週末28日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米国の物価指標の発表を控えて様子見ムードが強まる中、1ドル=160円台半ばで推移した。正午現在は160円41~51銭と、前日午後4時(160円54~64銭)比13銭の円高・ドル安。
 日米金利差を意識した円売り・ドル買いが進んだ海外市場の流れを引き継ぎ、円は朝方は160円90銭台で取引された。その後は日本政府・日銀による為替介入への警戒感もあって円を買い戻す動きが優勢となり、正午にかけて水準を切り上げた。ただ、この日発表される米個人消費支出(PCE)物価指数の内容を見極めたいとの思惑から、積極的な売買は手控えられた。
 対ユーロは1ユーロ=171円79~89銭(前日午後4時は171円98銭~172円08銭)と、19銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0704~0714ドル(同1.0707~0717ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2651~2661ドル(同1.2645~2655ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8983~8993フラン(同0.8965~8975フラン)。

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