〔東京株式〕大幅続伸=ザラバの最高値更新(21日前場) 2024年03月21日 11時44分

 (前引け)【プライム】米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、米国の主要株価指数が軒並み最高値を更新した流れを引き継ぎ、買いが優勢だった。日経平均株価は一時4万0700円台に上昇し、ザラバでの最高値を更新した。午前の終値は日経平均が前営業日比666円92銭高の4万0670円52銭、東証株価指数(TOPIX)が43.28ポイント高の2794.25と、ともに大幅続伸。
 77%の銘柄が値上がりし、値下がりは20%。出来高は11億3236万株、売買代金は3兆0399億円。
 業種別株価指数(33業種)ではパルプ・紙、卸売業、輸送用機器などの上昇が目立った。下落は海運業、陸運業など。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は強含み。出来高2億4982万株。
 【グロース】グロースCore、グロース250はともに堅調。

 (10時11分)日経平均株価は午前10時前からじり高となり、前営業日終値からの上げ幅が一時700円を超えた。ファーストリテ〈9983〉、ソフトバンクG〈9984〉などの値がさ株が上げ幅を広げ、日経平均を押し上げた。
 一方、東エレク〈8035〉はプラス圏を維持してはいるものの、取引開始直後の水準を超えられていない。半導体関連株は総じて上値が重い。
 市場関係者は「日米中央銀行会合を通過し、当面材料難になりやすい」(大手証券)と指摘していた。

 (寄り付き)米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し米主要株価指数が軒並み上昇したことが好感され、買いが先行した。日経平均株価の始値は前営業日比507円95銭高の4万0511円55銭と続伸スタート。ザラバでの過去最高値を更新した。

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