米景気、ほぼ横ばい=前回から持ち直す―FRB報告 2024年10月24日 06時28分
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)が23日発表した全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)では、9月初め以降、ほとんどの地区で経済活動がほぼ横ばいだったことが示された。大半の地区で横ばいか落ち込んだとされた前回報告から景況判断はやや持ち直した。
景気の緩やかな拡大を報告したのは、2地区にとどまった。先行き不透明感は強いものの、調査対象企業は長期見通しに関して「幾分楽観を増した」という。