領空通過の手続きに問題=嘉手納への緊急着陸、関係者処分―韓国国防省 2025年08月31日 18時36分

 【ソウル時事】韓国国防省は31日、韓国空軍の輸送機1機が7月に沖縄県の米軍嘉手納基地に緊急着陸したことを巡り、日本の領空通過を事前に求める手続きなどに問題があったとし、関係者約10人を処分したと発表した。輸送機が通告なく日本の防空識別圏に進入し、自衛隊機が緊急発進する事態となっていた。
 韓国メディアなどによると、輸送機は7月13日、多国間訓練参加のため米領グアムに向かった際、日本の領空通過の許可を得ていなかったため、航路を迂回(うかい)。悪天候も重なり、計画より多くの燃料を消費し、嘉手納基地に着陸した。
 この過程で輸送機は当初、燃料が尽きるのを懸念し「予防着陸」を日本の管制所に通告した。しかし、管制所がその意味を理解せず、輸送機は防空識別圏に進入。結局、管制所が輸送機に「メーデー(遭難信号)」を発するよう要請し、輸送機がこれに応じたため、着陸が許可されたという。 

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