ウクライナ侵攻「継続」=交渉中も手緩めず―ロシア軍 2025年08月31日 14時20分

ロシア軍のゲラシモフ参謀総長=4月19日、モスクワ(EPA時事)
ロシア軍のゲラシモフ参謀総長=4月19日、モスクワ(EPA時事)

 ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は30日、ウクライナ侵攻の「任務遂行を今後も続ける」と述べた。春と夏の「戦果」を報告するとともに、秋以降も攻撃の手を緩めない考えを示した。国防省が発表した。
 侵攻開始から3年半を迎えた8月、和平仲介に前のめりなトランプ米大統領がロシア、ウクライナ首脳と相次いで会談したが、停戦合意は得られなかった。ロシアのプーチン政権は交渉姿勢を示しつつ、あくまで軍事作戦によってウクライナ東・南部の支配地域を拡大し、2014年に併合したクリミア半島とともにロシア領として国際社会に承認させるという所期の目標を追求する構えとみられる。
 ゲラシモフ氏は、ロシアが併合を宣言したウクライナ4州の状況を説明。支配地域は▽東部ルハンスク州の99.7%▽東部ドネツク州の79%▽南部ザポリージャ州の74%▽南部ヘルソン州の76%―に達していると語った。西側メディアによると、プーチン大統領は東部2州全域からのウクライナ軍撤退を要求している。
 ゲラシモフ氏は、北東部スムイ、ハルキウ2州や東部ドニプロペトロウスク州でも集落を制圧していると強調した。 

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