ポーランドに米国の核配備を=トランプ政権に提案―ドゥダ大統領 2025年03月14日 05時13分

【ベルリン時事】ポーランドのドゥダ大統領は13日、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)のインタビューで、米国の核兵器をポーランドに配備する必要があるとの認識を示した。核の威嚇を強めるロシアに対する抑止効果を高める狙いで、トランプ米政権高官に提案したという。
北大西洋条約機構(NATO)の一部加盟国に米国の核兵器を配備する「核共有」への参加を意図している。ドゥダ氏はインタビューで、NATOが1999年のポーランド加盟に伴い東方に拡大してから26年がたっており、防衛力も東に重心を移すのが「当たり前だ」と主張した。