中国、比公船に放水銃=領有権争うスカボロー礁で 2024年12月04日 12時48分

南シナ海上を接近して航海する中国海警局(左)とフィリピン沿岸警備隊の船=5月16日(EPA時事)
南シナ海上を接近して航海する中国海警局(左)とフィリピン沿岸警備隊の船=5月16日(EPA時事)

 【北京時事】中国海警局は4日、南シナ海でフィリピンと領有権を争うスカボロー礁(中国名・黄岩島)周辺で比公船が「危険な接近」をしたため、取り締まり措置を講じたと発表した。比沿岸警備隊によると、中国側は放水銃を使用したほか、比船に体当たりした。
 比側は漁業水産資源局の船舶と共に定期パトロール中だったといい、中国側が「攻撃的な行動」を取ったと非難。海警局船が比船の後方から放水する動画を公開した。中国海軍の艦艇も確認されたという。 

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