トランプ政権は「混沌」「恐怖」=発足100日控え―米世論調査 2025年04月26日 15時36分

ニューヨーク・タイムズ本社ビル(AFP時事)
ニューヨーク・タイムズ本社ビル(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は25日、トランプ大統領就任100日が迫る中、米有権者の過半数がトランプ政権を「混沌(こんとん)」や「恐怖」と受け止めていると報じた。
 同紙とシエナ大の共同世論調査で第2次トランプ政権を表現する言葉について尋ねたところ、混沌が適切と答えた人は66%、恐怖は59%に上った。これに対し、「刺激的」は42%だった。
 トランプ氏の政権運営を「支持しない」は54%に上り、「支持する」は42%にとどまった。これまで政権の強みとみられていた経済や移民の政策に関しても評価が下がり、特に関税政策の影響で金融市場が混乱した経済運営については「支持しない」が55%に達し、「支持する」の43%を上回った。
 調査は4月21~24日、全米の有権者913人を対象に実施された。 

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