壁掛けAI端末開発=米アップル、スマートホーム拡充―報道 2024年11月13日 08時32分
【シリコンバレー時事】米ブルームバーグ通信は12日、米アップルが生成AI(人工知能)システム「アップルインテリジェンス」に対応した壁掛けのディスプレー端末を開発していると報じた。来年3月にも発表する。スマートホーム製品のラインアップを拡充し、顧客基盤を強化する狙い。
報道によると、同製品の開発はクック最高経営責任者(CEO)肝煎りのプロジェクトで、優先順位の高い分野に位置付けられている。この分野で先行するグーグルやアマゾン・ドット・コムとの競争が激しくなりそうだ。
開発計画は「J490」と呼ばれる。画面サイズはおよそ6インチと、iPhone(アイフォーン)2台を並べたほどの大きさで、カメラやスピーカーが搭載されている。画面に触れるだけでなく、アップルインテリジェンスによって音声でも操作できるという。