10月の中国新車販売、7%増=景気対策追い風、5カ月ぶりプラス 2024年11月11日 18時42分

 【北京時事】中国自動車工業協会が11日発表した10月の新車販売台数は、前年同月比7.0%増の305万台だった。プラスは5カ月ぶり。政府が普及を急ぐ電気自動車(EV)など新エネルギー車(NEV)が49.6%増の143万台と好調だった。
 新車販売全体に占めるNEVのシェアは46.8%に上昇した。中国政府は景気刺激策として、新車購入を促すキャンペーンを展開。NEVはガソリン車よりも多く割引を受けられる仕組みとなっており、普及が一段と進んだ。
 一方、日系メーカーはトヨタ自動車が0.4%減、ホンダが42.2%減、日産自動車が16.5%減と、販売低迷が続いている。1~10月の乗用車販売に占める日系メーカーの比率は11.2%に低下した。 

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